手塚治虫『陽だまりの樹』
幕政末期の武士と蘭方医の物語。
幕府のクズっぷりが笑えるが、対して現代が思いやられて凍りつく。
幕府のクズっぷりが笑えるが、対して現代が思いやられて凍りつく。
山本周五郎『青べか物語』
浦粕という東京近郊の漁村の観察日記めいた掌篇連作。
各章で描かれる人物はみな奇妙で滑稽ながら、生身が感じられる。
時間の感覚がとろっとして、不思議な読中感に浸る。
一年前に文学座の公演を観てから原作に興味があって、
今年で著作権が切れると同時に公開された青空文庫版で読んだ。
各章で描かれる人物はみな奇妙で滑稽ながら、生身が感じられる。
時間の感覚がとろっとして、不思議な読中感に浸る。
一年前に文学座の公演を観てから原作に興味があって、
今年で著作権が切れると同時に公開された青空文庫版で読んだ。
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