小川国夫が四月八日に亡くなったらしい。
追悼。
初めて読んだのは高校一年のときだったか、二年のときだったかで、
静かで陰翳のある地中海の風景を憶えているから、
おそらく『アポロンの島』だろう。
『或る聖書』も手に取ってみたが、どちらも難しかった、
というか、独特のキリスト教的な世界観がアホの高校生には理解できなかった。
それでも、譬喩の臨場感には圧倒された。
文芸誌では追悼特集が組まれるんだろうか。
これを期に、ちょっと手に取ってみようか。
問題は、小川国夫って新刊本屋にはほとんどないこと。
講談社の文芸文庫にはあるかもしれないけれど、あれは高すぎる。
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