論文の発表も終わり、最終調整を主に仕上げに入った。
集中してやり始めてからは短いかもしれないが、
フランス滞在時から少しずつ準備していたので、
関わった期間は意外と長い。
悪くない評価を受け、進学しないのを言外に惜しまれてしまったので、
初めて進学しない選択をわずかに悔やんだ。
とはいえ、進学するなら別の分野に進んだであろう。
フェルナン・ブローデル『交換のはたらき』はやはりおもしろい。
世界は一つなのだなとつくづく思ったのは、
17世紀には日本が鎖国をしていたにもかかわらず
銀と銅の循環においては強い影響力を持っていたと知ってから。
フレーゲのコペルニクス的転回は、言語学だけではなく
国家観についてもなされなければならないだろう。
新しいパソコンを衝動買いした。
論文にかかずった自分へのご褒美という言い訳の許で。
LinuxであるUbuntuというOSなのだが、Windowsより使いやすい。
自分にとっては、サブでしかないこのパソコンには
軽さと頑丈さと、あと個人的なこだわりであるフォントの自由度があれば
ほかは別に構わないので、
総量0.9kg、SSD搭載、Linux特有のカスタマイズ性は、
もってこいなのである。
帰省の際にも、これ一つだけを持って帰ろうかなぁ…。
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