24.5.09

ラフマニノフ『チェロ・ソナタ ト短調』『パガニーニの主題による狂詩曲』

ラフマニノフについてはもっぱら、『ピアノ協奏曲 第3番 作品30』の
第1、第3楽章ばかりを好んで聴いていたのだが、
最近、他のものも、ということで、
『チェロ・ソナタ ト短調 作品20』
『パガニーニの主題による狂詩曲』
を、ひとまず入手、ここ数日浸りきっている。

ラフマニノフの荒々しさって、全然ごつごつしていないので、
バルトークなんかはちょっと岩っぽい、と感じてしまう自分にとって、
ゆったりと身を浸すにはもってこいだ。

メロディーの激動はうち震わせるがごとく、
その音律の流れは水のごとく。
この両立が奇蹟的だと思う。

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