27.5.09

ポー『黒猫・黄金虫』

新潮文庫版。
目当ては、暗号解読があまりに有名な「黄金虫」ではなく
その抑制ある格調高さで著名な「アッシャー家の崩壊」であり、
ボードレールが心酔した先進性を探るためだった。
気魄ある幻想文学とでもいえるような作品は、象徴主義のきらめく標柱と感じた。

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