2.11.10

トマス・ド・クインシー『阿片常用者の告白』

終盤、夜な夜なうなされる夢の記述は鬼気迫っていた。

文体を念頭に読んだ。
硬質な文体が、小説頭にはこれほどまでに読みにくいものか。
勿論、随筆調の散文だからこれでよいのかもしれないけれど、
小説の文体はミクロには詩とリズムと間でないと、と思った。

2 件のコメント:

SATO Gen さんのコメント...

小説頭!ご自身をなんと正確に定義されるのだろうと感心してしまいました。いや今日は実にいい言葉を教えて貰いました~。

epochestra さんのコメント...

「〜力(りょく)」「〜ガール」の次に流行るのは「〜頭」だ!(笑)